【武雄市H様邸の屋根塗装】基礎となる「下塗り」を行いました!| 株式会社キス(プロタイムズ佐賀西店)

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【武雄市H様邸の屋根塗装】基礎となる「下塗り」を行いました!
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今回のブログを執筆させていただくのは、外装劣化診断士の木須です。


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武雄市H様邸にて屋根塗装の「下塗り」を行いましたので、本日はその様子を公開いたします!

武雄市H様邸の屋根塗装(下塗り)


�@「下塗り塗料」とは?

まず初めに、下塗り塗料とは塗装工事で最初に外壁や屋根に塗る塗料のことを言います。

仕上げに塗る塗料とは異なり、色は乳白色や透明です。

【外壁塗装の流れ】
▼着工前の近隣挨拶
▼足場設置前の現場確認
▼足場の設置
▼高圧洗浄
▼下地処理(補修)
▼養生
▼外壁塗装(下塗り)←ここです
▼中間検査
▼外壁塗装(中塗り)
▼外壁塗装(上塗り)
▼完了検査
▼足場の解体
▼完成

上記の通り、塗装工事の手順として、最初に屋根のヒビ割れの補修や高圧洗浄を行います。

続いて下塗り塗料を使用し、その後上塗りを行っていきます。

塗装工事の工程において、この下塗り塗料は絶対に必要です。

下塗りは外壁はもちろんのこと、屋根やウッドデッキなどの木部、鉄製の手すりなどを塗装する際にも欠かせません。

それでは、なぜ下塗り塗料が重要なのか、その役割について説明してまいります。




�A 下塗り塗料の役割

● 屋根と上塗り塗装を密着させてくれる


実際のところ、上塗り塗料には接着力がほとんどありません。

したがって、そのまま屋根に塗ったとしても、すぐさま剥がれ落ちてしまいます。

そこで大きな役割を果たすのが下塗り塗料です。

下塗り塗料には接着剤のような働きがあるため、屋根と上塗り塗料をしっかりと密着させ、早々に剥がれ落ちるといった事態を防ぎます。



● 傷んだ屋根に上塗り塗料が吸収されるのを防ぐ


通常、新築から10年以上経過した屋根には多かれ少なかれひび割れや欠損が生じています。

この傷んでしまった屋根の表面は、まるでスポンジのように塗料を吸いこんでしまうのです。

上塗り塗料の機能を最大限に発揮させ、長持ちさせるためには「厚み」が必要です。

しかし、屋根の表面に上塗り塗料が吸収されてしまっては、この「厚み」をつけることができません。

そうすると、塗装に色や艶のムラが生じてしまい、綺麗に仕上げることができなくなってしまいます。

そればかりか、塗装が薄くなってしまっている箇所に不具合が生じることもあるのです。


そこで下塗り塗料を使えば、傷んでしまっている屋根に塗料が吸収されるのを防ぐことができます。

色や艶にムラがなく、仕上がりも綺麗になります。

ただし、下塗り塗料は十分に使用しなければ、その効果を発揮することができません。

傷んでいる屋根に、下塗り塗料もまた吸い込まれてしまうためです。

そうすると、たとえ下塗り塗料を使用したとしても、上塗り塗料を密着させることはできません。

屋根の劣化が著しい場合は、それに応じて下塗り塗料を2回塗るなどの対策が必要になります。



● 塗装の機能を向上させる


下塗り塗料は種類によって、様々な機能を併せ持っています。

ここで代表的なものを挙げると、「下地表面を固める機能」「防カビ機能」「防サビ機能」などです。

そのほかにも、太陽熱を効果的に反射する「遮熱機能」を持つものもあります。

ご自宅の下地や、周辺の環境に合わせた下塗り塗料を用いることで、さらに塗装の質を向上させることが可能となります。


● 下地の色を隠し、綺麗な仕上がりになる


下塗り塗料の中には、現在の屋根色を覆い隠す機能を持っているものもあります。

例えば、濃い色の外壁から淡い色へと塗り替えを行う場合、下地である元の色味が透けてしまうことがあります。

白色の下塗り塗料を十分に使用し、できるだけ下地の色を覆い隠すことで、思い通りの色に仕上げることができます。




�B H様邸の下塗りの流れ

選定した下塗り塗料を使用して均一に塗布していきます。
この際、塗りムラができないように丁寧に作業を行うことが求められます。

武雄市H様邸の屋根塗装(下塗り)その1
また、下塗りがしっかりと乾燥するまで待つことも重要です。
塗料の種類や気温、湿度によって乾燥時間は異なりますので、現場に応じて状況をしっかりと見極めます。
乾燥が不十分な状態で次の工程に進むと、上塗り塗料が密着しにくくなり、仕上がりに影響を与える可能性がありますので、慎重に行います。

武雄市H様邸の屋根塗装(下塗り)その2
下塗りが完了したら、塗膜にムラや塗り残しがないかを確認します。
また、下塗りの効果がしっかりと発揮されているかを確認するために、塗膜の厚さや密着性にも注意を払います。

武雄市H様邸の屋根塗装(下塗り)その3
下塗りの適切な施工手順を守ることで、塗膜の耐久性や仕上がりが大きく向上します。

武雄市H様邸の屋根塗装(下塗り)その4
H様邸の屋根は劣化が進行し傷みがひどい状態でしたので、今回は下塗りの工程を2回にいたしました。
屋根材(下地)の表面が露出していたり、コケや藻がおびただしく発生している場合は、下塗りを2回以上塗り重ねる必要があります。

武雄市H様邸の屋根塗装(下塗り)その4
下塗りを2回行う理由としては、屋根に上記のような傷みが生じている場合、下塗り塗料が屋根材に吸い込まれてしまい、下塗り1回だけでは十分な塗膜を形成できない恐れがあるためです。
この部分を怠ると、屋根材の補修や補強が不足し、次工程の中塗り・上塗りもうまく密着できません。

武雄市H様邸の屋根塗装(下塗り)その5
中塗り・上塗りを綺麗に施すための土台作りとしても、下塗りを丁寧に行うことが大切です。
塗料の吸い込みが止まり、十分な塗膜が確立できるまで下塗りを塗り重ねることで、下塗りの性能を存分に発揮させることができます。
今回は2度の下塗りを着実に行ったことで、しっかりとした工事品質を確保することができました。


�C まとめ

屋根塗装における下塗りは、塗装全体の耐久性や仕上がりを左右する非常に重要な工程です。
塗料の密着性を高め、塗膜の耐久性を向上させるためにも、弊社キスでは適切な塗料の選定や施工手順を遵守しています。

また、下塗り後には現場管理者による中間検査も行っております。
ここでは工程が着実に進んでいるか、不備はないかといった点をチェックいたします。
なぜこのタイミングで中間検査を組み込んでいるかというと、上記の通り下塗りが外壁塗装において大切な基礎となっているからです。
下塗りがしっかりと施されていないまま、次工程の中塗り、上塗りへと進んでも塗料がしっかりと密着しません。
そのため、初期不良を引き起こさないためにも、慎重な確認作業を徹底しております。
ぜひご安心してお任せください。


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ブログ執筆者/監修者

株式会社キスのブログ監修者の木須寛勝

株式会社キス 専務取締役 木須 寛勝

保有資格:1級建築施工管理技士、一級塗装技能士、外装劣化診断士、一般建築物石綿含有建材調査者、木造建築士、測量士補、コンクリート技士、福祉住環境コーディネーター2級

大学で建築について専門的に学び、多くの資格を取得した後、大手建設会社(ゼネコン)で7年間現場監督を勤めました。
オフィスビルや商業施設をはじめ、工場、さらには病院、大学…と幅広い分野の建設管理に携わり、経験と知識を積みました。

幼い頃から父母が誇りを持って仕事をしている姿や、お客様が「ありがとう」と喜んでくださる笑顔を見て育ち、次第に自分も地元である佐賀に帰り、地域に貢献したいと思うようになりました。
現在は保有資格やこれまで培ってきた経験を活かし、外壁塗装の劣化診断やご提案、塗装工事の現場管理を行っています。
お客様とのご縁に感謝し、衣食住の「住」である大切なお住まいを全力でお守りできるようサポートいたします!


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無理な勧誘や契約は一切行いませんので、ご安心下さい。

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